前のページで引き寄せの法則の基本項目3つの内の1つが
「ポジティブな磁場をつくる必要がある」とお伝えしました。
またそのためには、
①感謝する 幸せだとおもう
②自分をほめる
③ネガティブな感情を手放すようにする。人間関係など改善する。
④自分が傷を負っているものを解消する。
と説明しました。
今回この中の「自分が傷を負っているものを解消する。」という点を解説します。
どうして過去の嫌なことを何度も思い出すの?
ワクワクしてポジティブな感情になりたいが、どうしても心がモヤモヤしてしまって何にも手が付けられないことや
イライラしてしまうということがあります。
嫌はことが何度も思い出させるようなことも結構あります。心理学的にもこういうのを「抑うつ的反芻」と呼ばれています。
牛には4つの胃があり食べたモノを消化するために、一度胃に入ったものを口に戻し、再度別の胃に移し再度口に戻して別の胃に入れ消化するということを反芻と呼びます。
人間の心理にも似たような作用があります。というのは、人間には本能的にも防御本能が備わっているので過去の嫌のことを現実化させないためにも思い呼びだしているのです。
そうは言ってもネガティブな感情を抱えたままでは辛く、大変です。
そうなった時の対処法を今回9つ紹介しますので、あなたにあったモノを是非、活用してください。
思ったことをありのまま書き出してみる
気分が悪いときは、心身共に休まなければなりません。もっと頑張れば良くなると思ってはいけません。
体が自己修復できなくなってしまいます。気分が悪いときは、休ませるしかないのです。
それがあなたの本当の気持ちです。痛みや弱さは正常です。休めばいいのですから、不安になる必要はありません。
一番大切なことは、深呼吸をしてリラックスすることが大切です。深く息を吸って、吐いてください。
心を解き放ちましょう。自分以外のことを考えてはいけません。心をありのままにしてください。あなたの外の何かについて心配しないでください。
どんな時も、プラスマイナスゼロと考える
ネガティブな思考に対処するときは、動揺しないようにしましょう。そうすることで、そのネガティブな考えを払拭することができ、
”私は今のままでいいんだ “と思い出すことで、その思いを払拭できるかもしれません。
これはネガティブな思考に対処するための本当に良い方法です。
元気がない時でも、とにかく笑ってみる
自分を笑う時間を作りましょう。笑うと、精神的にも感情的にも落ち着きを取り戻し、悲壮感がなくなるのです。
その分幸福感に満たされます。
自分で自分を笑い飛ばすことが必要です。憂鬱な気分になったら、1日のうち数分でもいいので、楽しく笑ってみましょう。
「やらないこと」を作る
私は夕食を作らなければなりません。洗濯をしなければならない。私は子供たちを学校に迎えに行かなければならない。
私は家を掃除しなければならない。私は庭の手入れをしなければならない。動物の世話をしなければならない。
わたしたちは、そこまで意識していないですがしなければいけないことが多すぎることもあります。
心をを癒すためにも、たまにはこれを明日はしない、今日はしないと決めましょう。
そうすることによって、精神的にもほっとしますし、日々自分がどれだけ頑張っているのかということを認識できるからです。
早く寝る
安らぎと満足感を得るために最も重要なことの一つは、早く寝ることです。研究によると、眠りにつくという行為は、幸福感や充実感を向上させると言われています。
布団や毛布をギュッと抱きしめて眠ると幸せもホルモンのオキシトシンが分泌されます。また、オキシトシンが分泌されればイライラを抑制するセルトニンも分泌され心身共に癒されます。
癒される場所を見つける
幸せで穏やかでやる気に満ちた気分になるための最高の方法。”前向きな気持ちになるには、毎日、1~2分でいいから癒される場所を見つけることです。
それは公園でも神社でも川沿いでもかまいません。そういう場所を見つければ、生活の中で蓄積されたストレスを解放し、リラックスすることで気分が良くなります。
このような気持ちになれば、人生の中でポジティブな結果が出やすくなり、自然と継続することができるようになります。
先のことを考えすぎない
人間には防御本能が備わっているのでどうしても将来の不安が頭をよぎることがあります。
それは仕方ありません。
ただ、起こるかどうか分からない未来の不安を抱えてもエネルギーを使うだけです。
そうならない為にも、楽観的な態度を身につける必要があります。
時間をかけてリラックスし、人生の些細なことを楽しむことが大切です。心が澄んでいて、前向きな姿勢があれば、ネガティブな思考やネガティブな感情を克服することができます。
好きなことに没頭する
好きなことなら没頭するほど夢中になれるはずです。ひたすら没頭することで夢を叶えることができるようになります。
よく夢を叶えた人が「毎日努力をし続けた。でも好きなことだったから楽しかったし辛くはなかった」という内容のことを話しています。
何かに没頭すればするほど、嫌なことや不安、ネガティブな感情から切り離すことができます。
趣味であれ、何かのスキルアップのための学習であれあなたが好きな事に夢中になりましょう。
何もしないようにする
何も考えず、窓の外をぼーっと眺めたり、ソファに寝そべって天井をみたり目を閉じて音楽を聴いたり、とにかく頭を空っぽにすることです。
また、頭では極力何も考えず手の平のツボを押してみたりすることです。
さらにおススメはゆっくりと呼吸をすることです。口で吸って鼻から息をだします。その際、意識は鼻だけに集中します。
できる限り何も考えず10分ほど行いそれを継続すればかなりいつも頭はスッキリするようになりました。
今ある予定や抱えている問題も一切この時は考えないようにします。心を浮遊させるんです。そうすると次第に心身共に癒されるようになります。
まとめ
以上で9つの精神的に傷ついてるいる時、辛い時の対処法をお伝えしました。
もちろんすべてしなければならないとかそういったことではありません。
あなたにあったもの、効果的だなと思うもの日々の生活に取り入れてください。
単純に心が癒されたり、リラックスできると気持ちが楽になり、それだけで幸せに近づくことができます。
ただ、引き寄せの法則を用いて夢を叶えたり、自己実現するためにも日常の精神状態は非常に大切です。
是非、上手く取り入れて役立てて下さい。