経済に関するワード「国民総生産(GNP)」や「インフレーション(インフレ)」などは、ニュースやワイドショーでも時々使われてますので、普段の会話で取り残されない一般常識として知っておくことをおすすめします。
聞かれたときにも場の空気を変えず自然と対応することで、職場でも安定したポジションにつけやすくなるはずです。
国内総生産(GDP)
1年間など、一定期間内に国内で産出された付加価値の総額を表します。
付加価値とは、サービスや商品などを販売したときの価値から、原材料や流通費用などを差し引いた価値のことです。
かんたんに、ざっくり言えば儲けのことですね。
国民総生産(GNP)
国内総生産(GDP)に海外からの純所得を加えたもの。
国民所得
一国の一定期間(四半期、1年など)に生産された所得の総額。
生産、分配、支出という三つの形態から成り立っています。
生産国民所得・分配国民所得・支出国民所得
三つの面からとらえた国民所得はすべて等しく、これを三面等価の原則と呼びます。
インフレーション(インフレ)
物価が持続的に上昇する状態。
デフレーション(デフレ)
世の中のモノやサービスの価格(物価)が全体的に継続して下落する状態。
スタグフレーション
景気が停滞した状態で物価だけが上昇する現象。
公正取引委員会
特定企業や業界が自由な競争を阻害する行為を、しないように監視する組織。
上場
証券取引所で企業の株式を公開したり、特定の商品を売買できるようにしたりすること。
二大株価指数
日経平均株価、TOPIX(東証株価指数)
三つの経済主体
家計(消費者)、企業、政府
均衡価格
需要曲線と供給曲線の交点における価格。
有効需要
一般的な意味での需要ではなく、購買力の裏づけがある需要。
買いオペレーション
中央銀行が公開市場操作として市場で公社債や手形などを買うこと。
直接税
税の負担者と納税義務者が一致する税。
間接税
税の負担者と納税義務者が一致しない税。消費税などは間接税になります。
累進課税
所得税のように、高額所得者ほど税率が高くなる課税。
デリバティブ取引
「デリバティブ」とは株式、債券、金利、外国為替、通貨、金、原油などを元にした商品から派生した金融商品です。
つまり、先物取引やスワップ取引、オプション取引などの金融派生商品のことです。
歳入
国家または地方公共団体での一会計年度内のの収入。この逆の一年の支出が歳出です。
国債
国債とは国の発行する債券で、資金を調達する目的で発行します。