せどりをする際に頭を悩ませるのが、どこのサイトで販売してどこで仕入れればいいのかということです。
これはほとんどの人がぶつかる課題ですが、結論を言えばあまりサイトに固執しないということです。
商品によって売りやすいサイトや高値で売れるサイトなど特徴も様々なので、このあたりをまずざっくりと、実際にやりながら感じていくことが大切です。
感じていくというと少し難しく感じるかもしれませんが、自転車の運転と同じように坂を降りるにつれてどれくらいの強さでブレーキをかければいいか感覚でわかりますよね。
そのように思って頂くほうが成功する近道だと思われます。
やはりせどりで成功するにはいくつか販路を使い分けるのが最適です。
Amazonは世界でも最大のネットショッピングで、その分注目されていますが利用規約は厳しいです。
「訳あり系」はメルカリなどのフリマアプリやヤフオクなどのオークションサイトに出品するほうが無難でしょう。
Amazonは出品制限を設け、一部商品に許可申請というハードルを設けているものもあります。そこで弾かれることもあるため、こういった場合はメルカリ、ヤフオクなどを活用すると、成果が上がりやすいです。
Amazon、メルカリ、ヤフオクではそれぞれガイドラインが異なるので一読されることをおススメします。
仕入れ先を集めよう。
物販はできるだけ「安く買って高く売る」というのが基本です。
データの蓄積や経験を身につけて仕入れを行う。売れる商品を追及して利潤を勝ち取るのが、せどりビジネスです。経験から磨きあげられたノウハウを駆使すれば、1日1時間程の仕入れ作業で多額の収益をあげることも可能です。
量をこなすことは大切です。さらに質が伴えばいうことはありません。
ただ、最短で収益に結び付けるためにも、初心者は三段階で経験を積むことをおススメします。
先ず手元にある不用品から出品する。
「商品を仕入れて転売し、利益を上げよう!」と行動しても、思い通りの成果がなければ、少なからず落胆してしまいますね。
そうならないように、始めは既に減価償却している本やCD、DVDなど、 手元の不用品から出品するようにしましょう。
もし出品アイテムが仮に60点もあればアマゾン、オークションサイトやフリマアプリなどに20点ずつ出品し、経験をつけてそれぞれのサイトのルールに慣れていくことが早道と言えます。
次に中古商品の仕入れにチャレンジしよう
ある程度経験を積んで慣れてきましたら、次は中古品の仕入れをしましょう。
はじめは無難に本やCDなど、低単価の利幅で数百円から数千円の儲けを生む商品から始めることをおススメします。
なかなか売れず、万一不良在庫となったとしても大きな損失にはならないからです。
少し慣れてきたころに高額商品など数万円の粗利が得られる商品にターゲットを変更していき、一歩一歩ステップアップしていけば、いずれ大きな収益をもたらすです。
新品商品の仕入れのノウハウを身につける
中古品の仕入れで確実に儲けを得ることができたら、次のステップとして新品の仕入れもチャレンジしてみましょう。
言うまでもなく定価で仕入れても儲けは生まれることはなかなか難しく、ディスカウントショップなどで型落ちしている商品やセールで激安に販売している商品を探すのが肝になります。そのノウハウも後程お伝えします。
仕入れの思考を整える。
月収100万円以上という方も珍しくなく、どの成功者の方も「まず自宅の不用品で練習がてら出品しましょう」と仰られています。
これは当然のことだと思います。普通免許しか持っていない人が、 いきなりF1のレースに出場しても完走するのも難しいはずです。
まず、慣れが大切で、売れる商品の目利きもできるようになることが先決です。
そうなれば、月30万円ぐらい稼げるようになって「もう会社を辞めようかな」 と考える方も少なくありません。
せどりだけで月収100万円以上という人も、さほど珍しくはないんです。
中古品の仕入れをしてみよう。
ここでは、主な仕入れ先を見ていきましょう。
ネットのサイトをから仕入れる。
メルカリなどのフリマアプリやヤフオクなどのオークションサイトで探してみる。
量の多さでいうとリアルのショップではまったく歯が立たない品揃えと物量なので、選択肢も豊富にあり時間さえかければ、格安で利益率の高い商品を見つけることができます。
①圧倒的な品揃えが豊富 ②サイトの機能を使ってリサーチしやすい ③直接会わない分交渉もしやすい。(質問欄などから値引き交渉ができる) |
リサイクルショップのようにプロが値付けをしておらず、一般消費者は、商品の相場についてわからないままに出品している場合も少なくありません。その分、安く仕入れることもあります。
リサイクルショップ
隠れた秘蔵品を見つける地域密着型店舗には、ニッチな商品など意外な掘り出し物が隠れていることも。顔なじみになれば値引き交渉がしやすくなる場合もあります。
ブックオフ
買取ってもらう時は、 けっこう低い査定額に泣かされたことも多かったですがが、 その分販売価格が安く設定されています。
売れ残り品は定期的に値下げされるので、仕入れには最適です。
けっこう2階建てなどの大型店も多く、ジャンルも幅広く品揃いも豊富なのが特徴的。実店舗だけでなくインターネットのサイトも利用できます。
ハードオフ
家電や PC 周辺機、楽器、時計などの様々なものが仕入れられます。
家電からオーディオ製品、コンピュータの周辺機器の中古品までがどの店舗でも所狭しと配列されている。
直営店は300店以上、 フランチャイズ店は500店以上で、 全国で現在895店舗も展開されています。
ジャンク品だけでもけっこうな数が揃っています。
これからのセドリと仕入れ。
ノウハウをうまく身に着ければ1日1時間程度のパソコンの操作だけでも充分稼げます。せどりビジネスの成功は、いうまでもなく商品の仕入れにかかっています。
上手くリサーチして仕入れをしっかりすれば、自ずと収益につなぐことも可能ですが、ポイントサイトのように誰でもすぐに簡単に成功できるというわけではありません。
リサイクルショップや週末にフリマーケットやブックオフなどに足を運び、中古品を仕入れるなどの経験を積み重ね、新品仕入れへと進んでいきましょう。けっこう地道な道のりです。
今後の仕入れ方
以前は現在のAmazonランキングやここ数ヶ月でいくつ売れたなどが確認できたツール(モノレート)もありましたが、2020年6月に利用停止になりました。
これはセドラーにとってはかなりの痛手です。
他にもツールは様々あります。オークファン、せどりリスト、アマコード、Keepaなどもありますがすべて無料ということではありません。
オークションをする人はオークファンは必須です。はじめは無料版で良いと思われます。
どちらにしても、今後は経験、目利きが今まで以上に必要となるのは確かです。