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引っ越しを控えている方は、より安心して、スムースに、そしてできるだけ安くするにはどこの引っ越し会社にしようかとお考えではでないでしょうか？
それもそのはずです。引っ越しは人生において、重要なターニングポイントとなることも少なくありません。
そのため、色々不安はつきものです。引っ越しの準備の梱包などの作業はどのようにすればよいのか、引っ越し当日に想定外に時間が長くかからないのか、また費用的なことなど色々悩まれると思われます。
それもそのはずです。
知人からも費用も考えていたよりも2倍くらい高かった。
作業時間も朝の8時から遅くとも夕方6時に終わると聞いていたのに、終わったのは夜10時を超えたいた。引っ越し当日が周りの近所に迷惑をかけた。
作業員も4人と聞いていたのに3人しかこなかった。
4人来たが1人は日本語も話せない外国の人でポーっと立っているだけで作業もしていない。（おそらく人数合わせの日雇いの人）
全員正社員と聞いていたが、作業見ているとどう考えても素人。
こういったことからも、引っ越しの依頼をする会社は真剣に選ぶ必要があります。
一番良いのは、引っ越しの一括見積りサイトを利用して複数社の話をしっかり聞いた上で決めて頂くのがよいのですが、上記のように引っ越しには憂慮することも少なくないので、下記にできるだけ好条件にできるような情報を記載しましたので、是非活用してください。
引っ越し費用が一番変動するのは？
引っ越し費用が一番変動するのは時期です。旅行会社と同じように考えて頂ければわかりやすいですが、旅行会社も航空会社もゴールデンウィークなどの大型連休、お盆、正月は通常よりかなり高いですね。
その時期が需要がある分、強気な価格を出しても乗客がうまるので、そのように設定されいます。
引っ越しの場合の繁忙期は会社でも転勤が多い3月です。どこの会社も決算が3月なので新たなシーズンを迎える4月の前に引っ越しを終わらそうとしてこの時期に重なります。
学校の新学期もこの時期なので、なおさらこのようなことがおこってしまいます。
次いで多いのは9月です。
職場の事情などで、どうしても引っ越ししなければいけない時は仕方ないですが、「単に住まいを変えたいな」とか「一人暮らしをしたいな」という、いつでも引っ越しができる状態ならこの3月と9月は絶対に外される方が賢明です。
特に3月では通常の倍、場合によっては3倍の料金がかかることもあります。
土日祝日はやっぱり高い。
土日祝日はやっぱり高いですね。ほとんどの職場がこの曜日が休みなのでどうしても繁忙期と同じく需要が高くなります。
あくまで、例ですが3LDk、4トン車1台、作業員数4名、場所は引っ越し元から
1時間の場合、土日祝日で10万の引っ越しが、平日で同じ条件の場合うまくいけば6万円くらいで済むこともあります。
その差4万円です。かなり大きいですね。ご家族の引っ越しで、奥様が当日業者の人と立ち合いに問題なければ平日に引っ越しすることをおススメします。
業者の方が作業は進めてくれるので、特別立ち合いに複雑なことはありません。
引っ越し自体あまり経験することはありません。慣れないことなのでご主人様がいてほしい。ということであれば、できれば有給休暇などをとってもらって平日にされるのも一つの案ですね。
土日祝日でも安い時期がある。
土日祝日でも安く抑える時期があります。絶対とは言えないのですが、月末の土日より月初の土日のほうが比較的安いです。
新しい住まいには月初からスタートが始まるので、月末に近づくにつれて需要が高まります。
その分、月初の土日なら安く抑えることができます。
始まる時間で費用が変わる。
単身でない世帯の引っ越しで、その日に終わらせなければいけない場合は、どうしても朝一番から始めなければいけません。
ただ、引っ越し先が遠距離で次の日や別日の場合は、始まる時間を引っ越し業者に合わせるほうが安くつく可能性があります。
朝から伺って引き取りをしてもトラックの中には、荷物は入ったままなのでこのトラックを使用することはできません。
それより、朝からお昼15時くらまでに別の引っ越しを1本済ませた後に、引き取りに向かうほうが引っ越し業者にとっては効率がよく作業ができるので有難いです。
その分、費用も安く抑えられる可能性が高まります。
こういった点からも業者に時間を任せるのかそうでないのかで変わってきます。
単身の引っ越しならなおさらです。それが別日になってもその日の引っ越しになっても業者の時間に合わせればその分、料金は安くなるはずです。
荷物量（積載量）をできる限り少なくする。
荷物の量をできるだけ少なくすることは、必須です。時期や時間、日にちは変更できないこともあるかも知れないですが荷物量を減らすことはある程度できるのではないでしょうか？
うまくいけばトラックの大きさを変えれるくらい、減らすことができればかなり安く抑えることができるはずです。
このときの荷物の処分の方法ですが、そのまま粗大ごみで出した場合地域によっても違いますが料金がかかる場合もあります。
できれば、オークションやフリマアプリなどで販売してお金に換えることをおススメします。
できるだけ自分で梱包する。
梱包のプランには大きく2つあります。1つは一般的な自分で全て梱包するプラントともう1つは引っ越し業者に依頼するプランの2つです。
もちろん、後者のほうがオプション代がかかるので料金は高くはなってしまいます。
通常、前日に数名のスタッフが入り梱包してもらえます。自分でする必要もなく慣れたプロの方にしてもらえるので安心できます。
ただ、コストのことを考えると体調が芳しくないとか妊婦さんとか仕事が忙しすぎるなどでなければご自身でされるほうが良いですね。通常は数万円は変わってしまいます。
相見積もりをとる。
相見積もりをとるのは必須です。引っ越し料金は時期や日にち、荷物量（トラックの大きさい、人員の数）などで相場は一般の方ではかなり分かりにくいです。
その分1社だけの料金を聞いただけでは、その料金が適正なのか、またサービスに関しても問題ないのかどうしてもわかりずらいです。
そのため、ここ10年以上前から「引っ越しの相見積もりができるサイト」があります。
ここから登録すると後ほど引っ越し業者から連絡があり。訪問してもらい。色々な業者の費用やサービスを確認し、その後総合的に判断するのができるので一番良い方法ですし、いまや一般的になっています。
相見積をとったあとの注意点
相見積もりのサイトから個人情報などを登録すると、数社から連絡があり、その中から訪問してもらいたい引っ越し業者を選びます。
そこで、引っ越し業者との兼ね合いで少し注意があります。これを知っているかそうでないかでも少し費用がかわってきます。
利用者と引っ越し業者で意識が違う
引っ越しの合い見積もりのサイトを利用すると、かなりの引っ越し業者に見積もりを依頼することができます。
ただ、ここで注意点もあります。仮に3社訪問してもらった場合、通常始めに訪問した業者の料金で相場を確認しようとします。
その後の2社、3社目でさらに安くならないのか、良いサービスはないのかを確認してから決めようと思います。
すべての業者に確認してから決めたいと思っても、業者もそれは百も承知なのでそのようにさせてもらえません。
はじめに訪問した業者は、自分が踏み台になるのは分かっているので、あの手この手で即決してもらおうとします。
ただ、料金的なことを考えれば、すべての業者の料金を聞く方がやっぱりお得なんですね。
営業の方の熱意が強くて断りきれなような時は、「実は費用はわたしが持つわけではなくて、別の人が持つので今は決めれない。」と仰ってください。
これを言われれば、よほど常識的に問題い営業の方でなければ退散してもらえます。男性の方でしたら、「会社が費用を負担するので。何社か見積もりを取ってくれと言われている。」と言えば大丈夫でしょう。
あまりに格安の料金を提示された場合
もし、1社目と2社目の料金があまりにかけ離れていた場合は、どちらの業者にもしっかりとサービス内容を確認するほうがいいです。
あまりに安い場合ですが、積載量の計算を間違えていて当日、トラックに載らなくなってしまったとか、人員が少なかったなどということもあります。
当日になって追加料金を言われることもありますし、言われなくても確実に引っ越しの終了時間は遅くなるでしょう。
最悪、深夜に及ぶようなこともあり、引っ越し先で始めからトラブルは避けたいですよね。
引っ越し業者に紳士協定はない。絶対気をつけなければならい。
絶対、気を付けておかなければいけない点があります。引っ越し業者に紳士協定はありません。
もし、あなたが相見積もりで仮に1社目で即決した場合ですが、2社目3社目の会社に訪問のキャンセルの連絡をします。
もちろん、そこの会社に連絡を受けた事務員が「わかりました。」と訪問キャンセルを受け付けてくれます。
それでも、2社目3社目の営業マンは何食わぬ顔で訪問してきます。それに対して、「もう別の業者で決めまして、あなたの会社にも連絡をいれてますよ。」と言ってもあれやこれやとセールストークをされ、自宅に入られてしまいその業者にセールスをされます。
同じような内容で料金を安く提示されました。
強引な営業をされたと言えどサービス（トラックの大きさ、台数、作業員の数、日程、時間など）はほとんど変わらず、料金が安ければ2件目の業者に決めたいと考える方も少なくありません。
もちろん、できるだけ安くと考えるのであれば2件目の業者に依頼するでしょう。
ただ、ここで1つ問題になるのが、1社目のキャンセルです。キャンセルだけであれば電話1本で済みますが、決めた際に、その業者から段ボールなどの諸々の資材をもらっています。
その資材の返却方法ですが、
①1社目の営業マンに取りに来てもらう。
②ご自身でその会社に持っていく。
③その会社に配送する。こ
の中から選択しなければなりません。
引っ越しの契約をキャンセルしたあげく、資材を取りに来いとはなかなか言いにくいですよね。それにご自身で持っていくのも手間ですし、配送になれば配送料もかかります。
それで、ここで結構ありがちなのが、2社目の業者が1社目の業者に「こちらで資材を返却しておくので大丈夫ですよ。」という営業マンもいます。
それだったらと安心して2社目の業者に引っ越し依頼した場合ですが、ほとんどの業者は1社目の業者に資材を返却しません。
そもそも、ほとんどの引っ越し業者間で取引はないはずです。
そうなるとどうなるか、資材の返却を1社目に求められます。求められてもあなたの手元にはもう資材はありません。
そのことを2社目の業者に言い、その業者が配送でもして送付してもらえれば問題ないのですが、処分している場合は、1社目から資材の料金を求められる可能性もあります。
ここまできたらもう料金のことよりも精神的に疲弊してしまいますよね。
良い言い方をすれば、引っ越し業者は本当に営業がかなり強いです。TVCMしている誰もが知っている業者ほど営業はきついです。
一般的な考えで言えば、少し逸脱している部分もあります。そのため、少しだけをつけておく必要があります。
相見積業者は最大でも4件まで
通常一括見積サイトを利用して、引っ越し業者を決めますが訪問する業者は多くても4社までがベストです。
まず、それ以上になると訪問する営業マンもそれだけ確率が減るので、モチベーションが下がります。
ちなみに、引っ越しの営業マンでそこそこの成績の方で最低75%以上です。
なかには、80%の実績（10件訪問したら8件まで成約）がない営業マンは、馬鹿扱いされるような引っ越し業者もあるくらいです。
あまり多くの業者に訪問してもらった場合、業者1件1件微妙にプランが違い、当日「言った。言わなかった。」や「このようなプランではなかった。」など揉めることが少なくありません。
こういったことを各営業マンの方も経験値から分かっているので、5件以上の訪問数はあまりおススメできません。
安く抑えるには件数は4件以下にしてください。営業マンも頑張りがいもありますし引っ越し当日揉めるようなことも少ないでしょう。
相見積もりの業者は個別に呼ぶ
通常の訪問のパターンとしてよくあるのが、朝9時にA社、11時にB社、午後13時にC社。3社から見積もりしてもらい、家族会議をしてどの業者にするか選択し各々の業者に結果の連絡をします。
これが通常パターンの1つですが、お客様の中にはできるだけ安くしようとして同じ時間に何社も訪問させ、そこでセリをさせようとする方もいます。
「一番安い業者に依頼するから」と業者間同志をあおって競争させようとするのです。
これ絶対NGです。引っ越しはクリーニングなどと同じようにクレーム産業と言われています。非常識な対応はかなりのデメリットになります。
通常何年か使っていれば、小さな机でもほとんど気にならないような傷はついています。それを引っ越し後、傷をつけたから弁償しろという、いちゃもんをつける人も中にはいます。
一般の方なら信じられないと思うのですが、もちろん数としては少ないですがこういった非常識のこともあります。
そのため、訪問時に「人」も見られます。上記はあくまで1例ですが、常識から逸れることは控える必要があります。
威嚇や恫喝するような人もいらっしゃいますが逆効果になります。
営業マンはお客様の味方
通常の営業、複合機などのOA機器や車販売、不動産など様々の営業の成績で重要視されるのが売上です。次に販売件数（台数）などです。
ただ、引っ越しの営業ではそうではありません。
一番重要視されるのは、決定率です。
何件訪問して、その中で何件受注したのかということが重要です。売上はその次です。成績としては、売上のことは一切関与しないという業者も珍しくないくらいです。
これは、引っ越しによってかなりの売り上げの差額があるからです。単身で近場の引っ越しばかりであれば多くの成約を頂いても売り上げはそこまで伸びません。それより、大世帯で遠方の引っ越しであればかなり高額な売り上げ頂けます。
例えば、
Aさんは単身の3万円の引っ越しをその日5件回って全て成約を頂きました。5件中5件の成約なので、決定率100%です。売り上げは、3万円×5件で15万円になります。
Bさんは家族、単身の引っ越しを含め5件回り、1件成約しました。その1件は東京から鹿児島の大世帯の引っ越しで50万円の売上です。決定率は20%で売り上げは50万円です。
AさんBさんを比較した場合。Aさんの売り上げは15万円に対して、Bさんは50万円です。これだけでBさんのほうが成績優秀と決めてしまってはAさんが可愛そすぎます。Aさんは全て成約しているからです。
たまたま訪問したお客様の引っ越しが安価な案件ばかりだっということです。ちなみに今回のAさんとBさんでは決定率の高いAさんが評価されます。
営業マンにとっても、売り上げよりも決定率が大切です。営業マンも成約をもらうために、精一杯料金を下げてもらおうと会社にお願いして営業をかけます。
営業マンは常にお客様の味方ということだけ忘れないでくださいね。
