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格安SIMを使い携帯代を最大限抑える。

今や国民の大半が持っていると言われるスマートフオン。中には2台持ちという人もいらっしゃいます。それくらい今では必要不可欠なアイテムとなっています。

電話はもちろんのこと、メール、インターネット、SNS、地図、電話帳、カメラ(動画撮影含む)、アルバム、テレビ、スケジュール帳、あらゆるアプリとあらゆることができるので、どうしても依存度が高くなっています。

ただ、その分料金は安いとはなかなか言えません。プランにもよりますが毎月けっこうな金額です。

それで今話題になっているのが格安SIMです。

格安SIM最大のメリットはなんといってもその安さです。切り替えるだけで月々の料金をぐっと下げられるので注目されています。

ただ、全てがいいことばかりではありません。デメリットもやっぱりあるのでそのあたりも比較してみましょう。

格安SIMとは一体どういった仕組み?

格安SIMのサービスを提供している会社を総評してMVNOと呼びます。

MVNO(エムブイエヌオー)とは英語でMobile Virtual Network Operator (仮想移動体通信事業者)と言い基本的にドコモやau、ソフトバンク等の大手携帯キャリア以外の携帯キャリアをMVNOと言います。

格安SIMのサービスを提供している会社のことですね。

今や様々な会社が参入しており楽天モバイルY!mobileUQ-mobileb-mobilemineonuro mobilemineoなど複数の会社が参入しています。

上記でも少しふれましたがMVNOは大手3会社と違って独自の回線を持っていません

ドコモやau、ソフトバンクの回線を借り受けて、その上でスマートフオンのサービスを提供しています。

格安SIMの種類

格安SIMと一言でいっても色んな選択肢があります。回線(ドコモ、au、ソフトバンク)の種類携帯電話番号の有無SIMカードのサイズを選ばなければいけません。

借りる回線によってドコモ系au系ソフトバンク系の格安SIMがあります。
ドコモ系はドコモの回線を使って、au系はauの回線、ソフトバンク系はソフトバンクの回線を使っています。

ほとんどのMVNOはドコモ系の格安SIMを提供しています。一部のMVNOはau系を提供したり、ドコモ系とau系の2つを提供しています。

また、ドコモ系、au系、ソフトバンク系の3つの格安SIMを提供してマルチキャリアを売りにしているところもあります。

格安SIMの3つのメリット

格安SIMは、とにかく安く利用できるSIMカードのことです。大手のスマートフオンを解約して、格安SIMに切り替えるだけで、毎月数千円の通信費を安く抑えることができます。

①月々の通信料金が非常に安く利用できる。

②料金プランが非常に分かりやすくシンプルに設定されている。

③なんといっても契約の2年縛りがないのが嬉しい。データ通信プランの場合、基本的に契約後にいつでも解約OK。

(一部の音声プランには最低利用期間がありますが、数ケ月から長くても1年だけと短い縛りです。もちろんそれ以降いつ解約しても違約金はかかりません。)

料金が安いのはどうして?

格安SIMが大手3社よりも格段に利用できるには、やはりいくつかのカラクリがあるからです。そちらを簡単にお伝えしますね。

通信サービスを提供するには、設営費や維持費など膨大な資金がかかります。格安SIMはそれを大手携帯会社から借り受けることによって安く提供しています。

さらに店舗を持つ格安SIM(MVNO)の会社は少なく、あっても店舗数が大手と比べると極端に少ないのが特徴の1つです。

その分、店舗の維持費もかけず人件費を削ることによって格安の料金で提供できるのです。

それに伴って、ここ数年格安SIMの販売業者が急増しています。業者どうしの価格競争も激しくそれに拍車をかけ、より安価な料金設定での提供されています。

格安SIMに乗り換える際にどれくらいの費用がかかるの?

大手携帯会社から格安SIMにかかる費用はおよそ15,000円~16,000円ほどで以下の通りです。

今契約している大手携帯会社に支払う費用

以前は、MNP転出手数料(2,000円~3,000円)+契約解除料(約10,000円)がかかっていました。

「MNP」
とは携帯番号ボータビリティと言って今の携帯番号を引き継ぐための料金がかかっていたのですが、令和3年4月1日からは、「携帯電話・PHSの番号ポータビリティの実施に関するガイドライン」が改正され、原則無料化されました。

契約解除料もほとんどのキャリアでは原則無料ですが、格安SIMに変更する際は契約している携帯会社に確認してください。

格安SIM会社に支払う費用どれくらいでしょう?

契約事務手数料(約3,000円)がまずかかります。
あと、料金プランですが格安SIMの場合大きくわけて2つだけです。

音声通話SIMデータ専用SIMのどちらを選択するのか?
どれくらいのGB数を利用したいか?

音声通話SIMとデータ専用SIMどう違うのか?


音声通話SIMは、電話(音声)とデータ通信(インターネット通信)ができ、電話番号も持てます

データSIMはデータ通信(インターネット通信)のみで電話番号は持てません

大手のスマートフオンと同じように電話もインターネットもどちらも利用したい方は、音声通話SIMが必要です。

逆に電話は不要、もしくはline電話などで済ませるという方はデータSIMのほうが料金が安い分おススメです。

使いたい容量(GB)によってプランも様々


例えば、nuroモバイルの音声通話SIMには下記のように色々なのプランから選択できます。(一部抜粋)

音声2GBプラン・・・1,400円/月

音声3GBプラン・・・1,600円/月

音声4GBプラン・・・1,800円/月

音声5GBプラン・・・2,000円/月

音声10GBプラン・・・3,000円/月

上記のように利用できる容量によって細かく料金分かれ様々なプランが用意されています。

あなたにあったデータ量のプランが選択できます。

格安SIMのプランは本当にシンプルです。大手携帯会社のように契約の際にのよく分からないオプションをつけられて、一定期間後に自分で解約しなければいけないような複雑なようなものはありません

(※格安SIMの中にもやはり例外はありますので、利用したい格安SIMがあれば契約前に必ず公式ページなどで確認されることをおススメします。)

格安SIMデメリット

大手通信会社と比べると通信速度はさほど速くはないようです。


通信速度を求めるのでしたら、UQ mobileを一押しです。次いでBIGLOBEモバイルも速度的な面ではかなり有利と言えるでしょう。

電話料金(通話料)が高くなる?


電話料金(通話料)はけっこうかかります。30秒20円とそれなりの料金がかかります。

それでもほとんどの格安SIMは月額850円前後で10分かけ放題というプランが用意されているので、こちらを利用すればほとんどの場合ことたりるのではないでしょうか?

ただ、やはり仕事なので長電話をされる方は大手通信会社のかけ放題がおススメです。格安SIMでも一部かけ放題のプランも用意されているので参考にして頂ければと思います。

・「UQモバイル」かけ放題プランがかなり豊富で色々なプランから選べる。

・「U-mobile」月60分までの通話し放題

・「DTI SIM」10分かけ放題

・「楽天モバイル」10分かけ放題

・「b-mobile」1回5分までのかけ放題

ショップ(店舗)が少ない 

格安SIMのショップが3大キャリアと比べると、極端に店舗が少ないのが現状です。店舗を持たないところも少なくありません。

人件費を抑えることができるのでその分安くできるので当然かもしれませんが、やはり何か聞きたいようなことがあったときは不安ですよね。ここはやっぱりデメリットになります。

キャリアメールが持てない。

ドコモ(docomo.ne.jp)、au(au.com ezweb.ne.jp)、ソフトバンク(softbank.ne.jp)などのキャリアメールが利用できません。

なかにはY!mobile(yahoo.ne.jp)などのように独自のメールアドレスを発行してくれるMVNOもありますがやはり少ないといえるでしょう。

ただ、現在では、lineの登場などで昔ほどキャリアメールを利用しませんし、フリーメールを利用すればそこまでのデメリットとは言えないかもしれません。

ギガ(容量)を使いすぎる。

容量をあまりにも使いすぎると、月額料金が大手通信会社と変わらないくらいか、それを超えるようなこともあります。それに速度も重たくなりストレスが感じる可能性もあるのでこの点は注意が必要です。

支払いがクレジットカードのところが多い

支払いが銀行引き落としが利用できない。デビットカードが利用できない。クレジットカードのみというところもあります。ちょっと微妙な感じがしますね

格安SIMはかなりメリット、デメリットがはっきりしますが月々の料金はかなり安くなるので検討してみる価値はあると思います。

少なくともスマホを2台以上、複数台お持ちの方はもう1台を格安SIMにすることをおススメできます。


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